法改正対応はどうした??

社労士資格勉強法

法律が相手となる社労士試験でネックとなるのが、各種法律の法改正ですよね。

法改正の中身を覚えることだけでも大変なのに、

そのスケジュールにキャッチアップしなくてはならないので

常に情報に敏感であることも求められます。

たまに私自身の受験生時代の法改正への対応を尋ねられることがあります。

なので、今回は、私の受験生時代の法改正への対応について、お話しさせて頂きます。

まず、結論から言うと、私は法改正にまったく手を付けませんでした。

今回のテーマからすると、身も蓋も無い話かもしれませんが、

ホントに実際、何も対応しませんでした。

愛用していたテキストの内容だけを頼りに勉強しました。

※厳密に言えば、当該年度用の市販テキストの発売時現在の内容を最新の情報として勉強していた。

その理由は、法改正まで対応する時間が無かったというよりは、

あえてその時間を削り、テキストのマスターや、労一対策にあてる

という戦略的発想です。

正直、社労士試験突破のための鬼門が、

当時の私にとってどう考えても選択式問題でした。

私が過去問を見渡す限り、選択式問題に法改正案件が出た例は見当たりませんでした。

一方、択一式であれば、仮に出題されたとしても

せいぜい10問中1問程度と思われるので、

その問題を落としても、トータルの点数で挽回できると踏んだからです。

社労士試験は、4月現在の法律で作成されます。

テキストが販売されるのが前の年の秋です。

つまり、社労士試験で出題される法改正で、テキストでカバーできない問題は、

年末年始のほんの数カ月で施行された法改正のみとなります。

しかも、施行日程は、パブコメ等で修正される可能性もあります

そんな中、自分が試験委員だったら、あえて没問になるリスクをとって

法改正絡みの問題を作問したいとは思わないと思いました。

そもそも、法改正問題は出題可能性は低めなのでは?というのが当時の私の推測でした。

以上の考察から、

あえて法改正はすべて無視し、

その空いた時間をすべて手持ちのテキストを極める時間に投入しました。

白書についてもそうですが、

あえて全て無視するというのは勇気がいりました。

社労士試験の初年度なので、思いきれたのかもしれません。

勉強が進んでいる受験生や、2度目以降の受験生については

余裕があれば法改正対応はした方がいいのは間違いないです!

対応できるに越したことはないですからね。

今回は、私のように初受験や勉強時間が十分に確保できなかった受験生向けの情報提供と解釈して頂ければと思います!

かなり、自己責任的なアドバイスになってしまって恐縮ですが、

もし参考になる方がいればご参考下さい。