皆さん、こんにちは。なつきです!
今回は私が社労士合格後に取得し、めちゃくちゃ役立った資格の一つである「メンタルヘルスマネジメント検定」について記事にしたいと思います!
メンタルヘルスマネジメント検定とは?
メンタルヘルスマネジメント検定とは大阪商工会議所が主催している民間資格です。
HPの説明を見ると、働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得するものとなっています。
近年、仕事や職業生活に強い不安や悩み、ストレスを抱える人は増加傾向にあり、心の不調による休職や離職もまた増加しています。
皆さんの職場や、あるいは皆さんの中にもメンタルヘルス不調を抱えていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
そういった社会背景の中で、雇用する企業としても、社会的責任の履行、人的資源の活性化、労働生産性の維持・向上を図るうえで、社員のメンタルヘルスケアについて組織的かつ計画的に取り組む必要がに迫られています。
メンタルヘルスマネジメント検定は、このような企業の取組を助けるための知識・ツールを体系的に学ぶための資格なのです。
受験者数が毎年増加傾向にあることからも需要の高さがうかがえます。
なぜ取ろうと思ったの?
結論から言うと、メンタルヘルスマネジメントに関する知識が必要となったからです。
私は現在、企業勤めしながら主にコンサルティング契約で社労士としての副業をしています。
もちろん、労働契約書のチェックや社会保険・労働保険の問い合わせ等、社労士としての基本的なコンサルティングが多いですが、
それと同じくらい、労働者さんのメンタルヘルスについての相談が多い実情がありました。
ある事業所さんからお願いされた事案では、経営者や管理職の代わりに、労働者と面談して会社や上司に対する不満や要望を聞いてほしいというものがありました。
幸いにして、人事としての職歴を活かし、なんとか対応することができましたが、きちんとしたメンタルヘルスマネジメントの知識をもった上で面談し、メンタルヘルスのリスク管理も含めた貢献がしたいと強く思いました。
ふと思うと、社労士試験の範囲にはほとんどメンタルヘルスに関する勉強は含まれていなかったように思います。
そんな中、色々と調べていくうちにメンタルヘルスマネジメント検定試験を見つけ、資格取得しようと思ったのです。
実際に役立った?
役に立ちました!!
ただ、私の場合、役に立たせる環境が整っていたのは大きいですが。。。
実際、取得後に労働者との面談をする際には、「メンタルヘルスマネジメントの資格をもってますので!!」と自信を持って言えたのは良かったです。
メンタルヘルスマネジメント検定の試験勉強で知った「こころの耳」というポータルサイトの「5分でできる職場のストレスチェック」は今でも顧問先さんで使ってますし、
自分の勤め先でも使う機会があれば使っています。
世の中には意外と無料で使えるメンタルヘルス用のツールがあることも分かりました。
それに、今までぼんやりとしか把握していなかった病状、
たとえばうつ病と適応障害の違い等を勉強することで、休業時や復帰時の対応の違いをきちんと説明できるようになりました。
最初に記載した通り、現在、心の不調による休職や離職が増えているので、
このような知識を提供できる方は重宝されると思いますし、その実感もあります。
より顧問先さまからの信頼向上に繋がったと思います。
お勤めの方も、自分自身の心のケアをしたい方も取っておいて損はない資格かなと思います。
難易度は?
難易度は高くありません!
勉強時間も、Ⅲ種とⅡ種、合計で40~60時間くらいだと思います。
私はⅡ種とⅢ種を同時受験しましたが、試験の2カ月前から少しづつ勉強し、
50時間くらいの勉強時間で同時合格できました。
Ⅱ種とⅢ種だと、試験範囲も少しかぶっているので、同時受験の方が効率的かもしれません。
ちなみに、私の場合は公式テキストと試験対策アプリ「秒トレ」を使って合格しました。
体系的に学習するなら公式テキストを購入しておいた方が良いですが、やや値段が張るのがネックです。。。
ただ、予備校さんの講座を受講しようとすると数万円する場合もあるので、
そう考えると安い教材費かもしれません。
ただ、全然独学で合格可能なので、テキストと「秒トレ」のような問題を繰り返すだけで全く問題ないように思います。
変な話、合格することだけが目的なら「秒トレ」アプリだけでも大丈夫だと思います。。。汗
【iPhone の方はこちら】
【Android の方はこちら】
社労士の合格者さん、受験生さん、人事の方など、労務管理に関わる方なら取っておいて損はない資格だと思います!
是非一度ご検討されてみては?
それではまた別の記事で!