「労務管理その他の労働に関する一般常識」令和元年 選択式

1 技能検定とは、働く上で身に付ける、又は必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度であり、試験に合格すると(A)と名乗ることができる。平成 29 年度より、日本でのものづくり分野に従事する若者の確保・育成を目的として、(B)歳未満の者が技能検定を受ける際の受検料を一部減額するようになった。 

2 女性活躍推進法に基づいて行動計画の策定・届出を行った企業のうち、 女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な企業は、都道府県労働局への申請により、厚生労働大臣の認定を受けることができる。認定を受けた企業は、厚生労働大臣が定める認定マーク(C)を商品などに付すことができる。 

3 我が国の就業・不就業の実態を調べた「就業構造基本調査(総務省)」をみると、平成 29 年の女性の年齢別有業率は、平成 24 年に比べて(D)した。また、平成 29 年調査で把握された起業者総数に占める女性の割合は約(E)割になっている。

選択肢 

①  1 ②  2  ③  3  ④  4  ⑤ 25  ⑥ 30  ⑦ 35  ⑧ 40  ⑨ 20 歳代以下の層のみ低下  ⑩ 30 歳代と 40 歳代で低下  ⑪ 65 歳以上の層のみ上昇  ⑫ えるぼし  ⑬ 技術士  ⑭ 技能検定士  ⑮ 技能士  ⑯ くるみん  ⑰ 熟練工  ⑱ すべての年齢階級で上昇  ⑲ プラチナくるみん  ⑳ なでしこ応援企業

A:⑮技能士 B:⑦35 C:⑫えるぼし D:⑱すべての年齢階級で上昇 E:②2

A:技能士

知識として知っている受験生は少なかったのではないでしょうか。
こういった問題の場合、消去法でどれだけ答えを絞れるかがカギとなります。

選択肢は「技能士」「技能検定士」「技術士」「熟練工」の4つが候補ですね。

まず、「熟練工」は熟練した技術者の一般的呼称ですので、外れます。

次に、「技術士」は有名な難関国家資格ですよね。
今回の定義とは別の資格なので、こちらも外れます。

最後に「技能士」か「技能検定士」ですが、題意から「検定」する力を補償する資格ではなさそうなので、シンプルに「技能士」を選べれば答えに到達できます。

B:35

非常に難易度の高い問題だと思います。
人事の実務に携わっていると答えられた受験生はいたのかもしれません。

ハローワークなどで若者向け支援の対象が35歳未満だったり、
何かと35歳未満までを若者と定義する行政の認定や制度があるので
それを参考に35歳を選べれば正解できたかと思います。

C:えるぼし

こちらの問題も、実務に携わっている方には答えやすかったかもしれません。

えるぼし、くるみん等、行政機関に備わっているパンフレットや白書、
その他メディアでよく目にする機会があるかと思います。

ちなみにえるぼしの「える」はレディーの頭文字との事。

人事関係の情報にはアンテナを張っておくことで、この手の問題に対応することができますね。

その他にも、ユースエールなど政府が認定しているものを色々調べてみても良いかもしれません。

D:すべての年齢階級で上昇

今回の5問で一番答えやすかったかと思います。

さすがに、女性活躍を謳う昨今、5年前と比較して低下している年齢階級はなさそうです。

となると、自ずと「すべての年齢階級で上昇」しか選択肢はなくなりますね。

E:2

Dでも述べたように、女性活躍が謳われている背景があることから

就業構造基本調査の重要数字を拾えていたかどうかが問われていますね。

消去法でほとんど削れないので、知らなかったら正答するのは難しかったと思います。

就業構造基本調査は超重要統計です。

この統計資料に掲載されていて、かつ、時事テーマとなっている数字は絶対に抑えておきましょう!

今後は「副業」や「男性の育児休業」あたりは怪しいと思います!